スタッフの佐藤と九里です。
JR長野駅前から善光寺門前エリアにかけて、今後(来年度より予定)定期的に行う「シーソーマーケット」のトライアル第1回目が9月26日(土)27日(日)の2日間に渡って開催されました。
夏と秋の季節の変わり目ということもあって、あいにくの雨でしたが想像していた以上の方にマーケットにお越しいただきました。お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。
今年度は、新型コロナウイルスの影響を考慮し感染蔓延を防ぐために長野市内の店先に出店する、点在型でシーソーマーケットを開催しています。街を歩き、新たな出会いの中でこれからの暮らしを考える。この土地(土壌/soil)に新たな価値の種/seedを蒔き、食や農業についてつくり手と共に考える。そんな日常の風景をつくっていくのがシーソーマーケット(seed and soil market,NAGANO)です。長野は大自然に囲まれ、食材の生産者さんに近いはずなのに、街を歩いていても中々気軽に出会うことができない。シーソーマーケットを通して普段あまり触れることのないオーガニックや減農薬、無化学肥料などの食材と消費者さんが繋がってほしい…そんな、様々な想いを込めてシーソーマーケットを開催しています。
シーソーマーケット開催MAPはこちら
今回は、季節の野菜や果物、クラフト雑貨やリサイクル商品(今回は主に古着)の販売、フリーコーヒーの振る舞いなど、さまざまな方に出店していただきました。各店舗で食材の試食ができたり、出店者さんから直接話が聞ける機会があったりと、実際に食材を手に取り、五感を使って食材を選ぶという風景が見られました。(これをぜひ日常の風景にしていきたい…!)
街ゆく人が足を止め、売り手と買い手の間で行われる「この食材はどこのですか」「どんなふうに使うのがおすすめですか」から始まるコミュニケーション。ただ買うだけでなく、自分や家族のことを考え、オーガニックや減農薬を意識した選択。シーソーマーケットの目指す、食材の生産者と消費者をつなぎ、良いものと出会うこと風景を少しでもつくれたのではないかと思っています。印象的だったのは、街を訪れた方々がマーケットを目指してきていただかなくても、様々な農産品と偶然出会う姿。「こんなところで野菜売っているのね」と驚き、手に取り、うれしそうに買っていく。見ていてとてもうれしく感じました。このシーソーマーケット、次回トライアルは12月12日(土)13日(日)に開催予定です。
季節も変わり、また今回とは違った食材が楽しめるマーケットになるでしょう。次回をぜひおたのしみに!次回のご来場もお待ちしております。
そして、今回出店いただいた生産者の皆さま、店舗軒先等を快くお貸しいただいた皆さま、シーソーマーケットに足を運んでくださった皆さまにこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。